いよいよチアパスのお料理が登場!
チンクルウォアフ(チアパス州)
インゲンマメのゴルディータながら、中の豆ペーストがいいかんじ。
ゆでたフリホル・ネグロを、チレ・ベルデ、シラントロと一緒にメタテですりつぶし。
お塩も加えます。
この、ほんのりシラントロが香り、決して辛すぎずほんのり唐辛子のさわやかさが香る、
なんとも言えないおいしいペーストが中にはいったゴルディータ。
いいですね~。
ちなみに、タコスやゴルディータなどの「アントヒートス」という言葉は、「ほしくなっちゃうもの」みたいな意味。
これは、軽食としてメインの料理になるだけでなく、よーく注意をすれば(地域の特色、伝統、文化などという意味でみたい)立派なオードブルとなりうるものですよーってお話も。
ソパ・デ・チピリン(チアパス州)
チアパスではしょっちゅう使うハーブ「チピリン」。
どんなにこの味が恋しかったことか。
このチピリンをたっぷり入れた野菜のスープ。
でも・・・・
チピリン・・・・
乾燥してる!!!
えーこんなん初めてみた・・・。
ありなんやー乾燥も。
ラード→タマネギみじん切り→お水→トウモロコシの輪切り→ハヤトウリ→チピリン→トウモロコシ生地のお団子→ズッキーニの順で調理して、クリーム、ケソ・フレスコ(チーズ)、緑唐辛子を添えまーす。
トウモロコシ団子がほんのすこーしトロミををつけてくれて、いい感じ。
乾燥チピリン、意外と使える!
ただ・・・やっぱり乾燥した味で、生のチピリンとはぜんぜん違うなぁ。。。
コネホ・エン・チレ・コロラード(タマウリパス州)
ウサギさんは切り分け、ハーブとお塩を加え、圧力なべでゆがいておきます。
サルサはふやかしたチレ・アンチョとチレ・カスカベル、タマネギとニンニク、トマトで、しっかりミキサーにかけてから濾したものです。
これを油で炒めて、苦めのチョコレートをあわせて煮込み、モレを作ったら、ウサギさんを加えて煮込みます。
で、塩コショウですね。
クレマ・レアル・デ・マメイ(ベラクルス州)
マメイの味そのもののデザート。
ただ、マメイは非常に品質を見分けにくいようで。
開いてみるとイマイチだったり・・・。とのこと。
今日も、半分は使えない・・・。
ともかく、マメイの果肉をとり、牛乳と卵黄を加えてミキサーにかけ、お砂糖とシナモンでじっくり火を加えます。
また、銅鍋です。
おいしいクリームができたら、イチジクのお干菓子やサクランボ、アーモンドなどをあしらって出来上がり。
スペイン植民地時代の料理で、ひじょーーーーに甘いものばっかり食べていたから、今回も甘いのかと思いきや、そうでもない。
けっこういい感じの甘さでした。
そういえば、地方の料理だから、現代の料理なのね~。
パンケ・デ・ムエルト
このケーキ、中はしっとり外はカリッと、なんとまぁすばらしい。
プルケが入るので、少し気を付けて生地をつくります。
ラードとバターをあわせて泡立て、
お砂糖、小麦粉&ベーキングパウダー
&オレンジの皮のすりおろし、少しずつ卵、そこにプルケとラム、オレンジジュース。
水分量に注意しながら加えていき、ちょっとゆるい生地の出来上がり。
パウンド型でやくと・・・
あーおいしそう!
学校近くのメルカド(市場)では、 cempasúchilセンパスチル(マリーゴールド、メキシコ原産)がいっぱい!
死者の日「商戦」真っ盛りでした。
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