2015年5月30日土曜日

やっぱり音楽って・・・

5月30日 土曜日


ほんとは今日から別のコースが始まる予定やったのに、3週間も延期。。。
ほんまに始まるんかなぁ。

ま、ともかく。。。

今日はシェフが携帯スピーカーを持ってきてくれたので(しかもスマホからガンガンつなげる)、
みんなスマホつないでガンガン音楽かかっている厨房でした。

ぼくがかける番が回ってきたので、困ってたんですが、
チアパスのマリンバをかけたら、ヒット!

もう、仕込みからみんな踊ってるし。。。

でも、包丁もリズミカルに動くし、これいいかも!

いや~音楽の力はすごいね~。


今日のまかないはチラキレスでした~。

2015年5月29日金曜日

最後の授業!

5月29日 金曜日

いよいよ最後の授業!
グアナファト料理コースもついに今日で・・・。
せっかくちょっと仲良くなったみんなともお別れです。。。
さみし~。



Caldillo de Jitomate
トマトスープというかソースというか・・・。
Chile Anchoはタネとワタをとってぬるま湯につけます。
トマトとタマネギ、ニンニク、クミンと一緒にMetate(平べったい石うす)でソース状になるまでつぶしていきます。でもたぶんミキサー。
お鍋に水を沸かして、ミントの葉っぱとシラントロ(パクチー)、タマネギを加えて、作ったソースを加えます。
そこに、濾したトウモロコシ生地を加えて、30分ほど煮込みます。これはトロミと風味づけですね。これを、Textalというそうです。つづりあってるかな?
フリホーレス(インゲンマメ)を添えます。

Tamal Con Acelgas Acompañado Con Carne de Puerco
アセルガ(フダンソウ)のタマル 豚肉添え
マサ(トウモロコシ生地)にお塩、ベーキングパウダー、nata、アセルガを刻んだものを加えよく練ったら、15分ぐらい休ませます。
トウモロコシの皮または、mantaに包んで、1時間蒸します。

添える豚肉は、コロコロに切ったものを、ニンニクとタマネギで柔らかくなるまで茹でたあと、つぶつぶコーンと一緒に炒めます。
トマトと好みの青唐辛子を焦がして、タマネギとニンニクと一緒にミキサーにかけてお塩で味を整えたら、豚肉に加えます。
Chile Chilaca(ないのでPoblano)を焼いて、種とワタをとって、切ったものを加えます。
10分ほど煮込んで出来上がり。


Rosca de Reyes
ロスカ・デ・レジェス
世界各地で行われる習慣のようですが、Día de los Reyes 1月6日に食べるお菓子ですね。
お菓子の中にお人形さんが入っていて、当たった人は、王様になれるとか…が、普通ですが!
メキシコではあたった人は、2月2日のカンデラリアの祝日に、「タマルをみんなにごちそうする」という慣習がありまして・・・。
ドキドキですよね~。


こうしてお人形さんが入れられます。
しかも、縦方向に。切った時に、当たるようにですね。



あ、もうひとつ。
Atole de ofrenda
お供え物のアトレ

普通はトウモロコシでつくるアトレですが、これは小麦粉でした。
牛乳、黒砂糖、小麦粉、シナモン、グアバ、オレンジの葉が入ります。
冷たくしても温かくしてもよいそうです。


うちの班の似顔絵??
ぼく、Dね。ははは。

そんなこんなで、とうとう終わってしまった・・・。
さみしい・・・
でも、明日からまた別のコースが始まるから、がんばろー!
と思っていたら、
延期。。。6月20日から始まるらしい・・・。

1日前に言うかね?それ・・・。
メキシコではよくあることです
と思えるのも、慣れですな・・・。

1ヶ月が経って、メキシコのめんどくさい部分も目につくようになってきた、今日この頃です。
でも、それも楽しみのうちですね~。

2015年5月28日木曜日

カラダに気をつけてぼちぼちね~

5月28日


こんにちわ~。
昨日の夜は実は早く帰ってきたのですが、寮の友人と話し込んでしまって・・・。
寝たの2時・・・。なんで???

日本語の化学の本を学校でもらってきたらしく、そこからいろんな話で盛りあっがっちゃいました。
しかも、めっちゃ真面目な話でね。
ほんと、みんなよく勉強してるなぁと思います。


まかないは、Sopa Aguada ふやけたスープとでも言いますか。。。
パスタを炒めて油をしっかり切ったら、トマトやタマネギニンニクをミキサーにかけたものを入れて、水とコンソメを入れて煮込む。
シンプルでおいしいのね~。
で、昨日のかき揚げの残りをのせちゃったりしましてね・・・。
い、いけるやん。。。


今日は、いつも、とーってもお世話になっている大先輩ご家族さまに激励を頂いて、ガンバロー!!!って気分です~。
いや、ほんまにちゃんとがんばらな~。
でも、カラダにきをつけて、ぼちぼちいきまーす。

2015年5月27日水曜日

7日かかるモレ

5月27日


グアナファト料理コースも残すところあとわずか。

Botana de Requesón
レケソン(チーズの名前)のおつまみ

チーズと卵黄、揚げたChile de Árbolを細かくしたもの、ライム果汁、お塩、お砂糖、小麦粉などを加えて練った生地を棒状にして、卵白をつけてゴマをまぶしたら冷蔵庫へ。
固まったものを切って、油とバターで揚げます。

なかなかさっくりとして美味しいです。でもちょっと粉っぽいかも・・・。

ソースはゆでひよこ豆とレモン、ニンニク、お塩、水を加えてミキサーするだけ。


メインは、
Mole pico de damas de Guanajuato
グアナファトのモレ・ピコ・デ・ダマス

メキシコ全土でいろんなモレがあるけど、このモレの特徴は?というと、先生知らなかった・・・。誰か教えて~。
しいていうなら生姜がはいるぐらいでしょうか。あ、あと、トマテ(緑か紫のホウズキトマト)は地方によって入れたり入れなかったりですね。

作り方はちょっと省略させてもらって、
おもしろいお話が。

Mole de los siete días (7日かかるモレ)っていう表現があって、
モレは7日前に作るっていうことがよくあるそうです。

なぜなら、モレはよくお祝いの時に使われるソース。
結婚式、お誕生日などでモレを作るときは、7日前に作って、毎日温めなおして保存するから。
あ、カレーみたいに翌日のほうが美味しい、というものでもありますよ。

さらに・・・

・かき混ぜるときは同じ方向にかき混ぜないといけない(右なら右、左なら左!)
・同じ手で混ぜないといけない(他の人が触っちゃだめ?)

ということは、
7日間
同じ人が同じ手で
同じ方向に
混ぜないといけないってこと?

なんか、そりゃ、愛情こもりますよね・・・。


デザートは
Torrejas Guanajuatenses
トレハス・グアナファト風

四旬節に食べるものの一つだそう。(でも、昔からのものにしては、卵つかってますけど?ほんまかな?)

パンを牛乳シナモンなどでつけておいて、
シナモンを加えた泡立て卵でフリット。
さらにシナモン風味の黒糖シロップで頂きます。

甘いけどおいし~!

それから、別のグループはXoconostleのジャムとジュースを作っていました。
どちらも美味しいけど、ジュースは本来の酸味がきいていて、さっぱりして美味しかった~。



さて、今日はまかないつくれと言われたので、
しかも、スモーク肉を使えと言われたので
無理やりあるものをつかってかき揚げにしました。
��食べたかったんで・・・)

タマネギ、トマテ、シラントロ(パクチー)、スモーク肉
っていう、全然やったことない組み合わせやけど、
けっこう好評やったからよかったです。

で、暇なときに包丁といでいたら、シェフが興味津々。

さっそくチャレンジされていました!
そして、すぐに上手にとげるようになってた~。

ワタクシ、今年ちゃんと習ったばっかりで、まだ練習中なんですけども・・・・。

ちょっとした国際交流デーでした~。

2015年5月26日火曜日

バタバタ・・・。

5月26日 火曜日


今日はもう朝からバタバタで。。。

家に洗濯機が欲しい!なんて贅沢はいいませんが、この家、洗濯場がないんです・・・。
バケツでするしかないんやけど、ちょっと時間もなくて、ついつい洗濯屋さんに出していました。

別の学生寮に洗濯機があるので使わせてもらえるんですが、歩いて15分ぐらいかかるので、朝バタバタしてつい行けなかったの。
が、今日はとうとうう決心して行くことに!

15分歩いて、ちょうどついたところで・・・、
寮の主に「ちょっと手伝って~」と言われて車に乗ったら・・・、
え?自分の家に戻ってきてるんですけど・・・。

また15分歩かなあかんやん!

昼からレストランなので、バタバタなんですけど・・・。

もーそっから銀行いったりで、ほんと朝食もとれずでした(笑)
まーこーゆーこともあるよねー(笑)


今日の仕込み担当は、
名物の骨付き豚肉のお料理にあわせる、ベースのソース。

いろいろさせてもらえてうれしいことです。

タマル屋さんに帰り寄ったら、
こんなの作ってくれました。
「Tamal Preparado」できたタマル

タマルをお皿に乗せて、Esquite(つぶつぶコーン)をのせて、さらにマヨネーズやらチーズやら唐辛子やらかけるっていう、超ジャンキーなタマル。
海外からもたくさん観光客が訪れる、10月のセルバンティーノではこれをたくさん売るんやって。


あ、そういえば、シェフからうれしいニュースが・・・。
来週が楽しみで~す。
まだないしょね。

2015年5月25日月曜日

グアナファトの休日?

5月25日 月曜日

今日は「休み!」
というわけで、
朝から、ゴミ箱掃除・・・。休んでないし。

寮では4週に1週だけ、当番が回ってきます。
しかも、グループで。
ゴミ捨てとトイレ掃除だけなんで、たいしたことないんやけど・・・。

なんにもしないグループやと・・・たいしたことある!!!

ごみ箱汚すぎるし・・・。
というわけで、3つあるゴミ箱のゴミを捨てに行って、
帰ってきてゴシゴシピカピカにして、
ゴミ袋を買ってきました~。
これで安心。

ゴミ袋いちばんでっかいの、たった1枚で7ペソ(約56円)もするんですよ~!高!
でも、1キロで買うと、11枚で35ペソ。1枚当たり3ペソ(約24円)、、、どういうこと?
よくあるけどね・・・そういうことも。


今日は食堂のおばちゃんがひとりお休みなので、お手伝いしてきました。

なんだか夕方はちょっとつかれてウトウト・・・。

久々にデリカミツさんにおじゃましたり、
公園で学校の友達にバッタリあって

Galleta Betunada(グアナファトでよくあるらしいけど、ビスケットにメレンゲを塗って乾かしたお菓子。)
をもらったり、
道で同僚カップルにバッタリあったり、
グアナファトの休日やわ~。
��知り合いばっかりに会うっていう意味でね・・・)


家さがしをしていた時に出会った何人かの大家さんたちにも会いに行きました。
なかなか行けなかったので、ご挨拶したくて。

そして、もうすぐ日本に帰られるHさんにもお会いして、楽しく過ごせました。

充実の休日でした~。

2015年5月24日日曜日

ガージョ

5月24日 日曜日


料理のソースに付け合わせとうか、ソースのように使っているものがいろいろあるんですね。
その中のひとつ、Galloガージョ(雄鶏)。

このマグロの下に敷いてあるのがGallloです。

トマテ(ホウズキトマト)、紫タマネギ、シラントロ、Xoconostleショコノストレを炒めたようなもので、いたってシンプルなんですが、
なぜガージョというのか???
もともとはどういうものだったのか??

セニョーラにお訊ねしたら、
昔からガージョと言っていたそうです。
この地域の田舎には、Jitomate(赤いトマト)はあまりなかったので、
畑で仕事をしている人たちは、
あるものを刻んで炒めて(もしくは煮込んで?)、トルティージャとお豆と一緒におかずとして食べていた、
とのこと。

こういう家庭的なものひとつひとつを組み合わせて、
おいしいお料理を作っているんですね。

2015年5月23日土曜日

あの!スープのお味は・・・

5月23日 土曜日


お勉強お勉強。

今日はいつもよくしてくださるおばちゃまが、大好きなHuitlacocheのスープを仕込んでいました。

お店にも何かの雑誌で取り上げられた記事のレシピが貼ってあるけど、
とてもシンプルな作り方のようです。
まだちゃんと教えてもらってないけど。

ただ、やっぱり美味しい・・・。

これ、やっぱりおばちゃまの愛情やね。

だって、去年食べて涙流した時、そういうの感じたもん。


このレストランは家族経営で、
初めのころからオーナーご夫妻の情熱が一番大事にされてきたようです。
だからこそ、こんなお料理出せるんやろね。

情熱・愛情って、やっぱり伝わりますよね~。

2015年5月22日金曜日

膝でつくるお菓子

5月22日


今日はグアナファト料理コースの6回目。
あ~もう残りわずか。
さみしいなぁ。。。


Papitas Locas
アホなジャガイモちゃん???

おだんごぐらいに切ったジャガイモまたは小さなジャガイモを3分ぐらいゆでてから、サルサで煮込むお料理。
煮込んでいるときに、ジャガイモが動くのでアホな子という、みたいな話やけど、ほんまかな?



Albóndigas Con Hierbabuena
ミント入りのお団子煮込み


うちの班はこれを担当
今日は牛豚ミンチを混ぜてあります。卵、ニンニク、ミント、生のお米を入れて、塩コショウで味付けしてこねたら、お団子を作ります。
普通はこれでお湯に入れて茹でるけど、今日は油で少し焦げ目をつけてやって。。。



そうしてる間に、サルサ。

トマテ(ホウズキトマト)は茹でておきます。
薄切りタマネギとニンニク、チレ・クアレスメーニョ(ハラペーニョ)のみじん切りをいためて、
グアバの実のペーストを入れて味をつけたら、
トマテとミントとパクチーとコンソメとコーンスターチをミキサーにかけて入れます。
味をととのえたら、
焼き目をつけたお団子を入れて煮込みます。

グアバがね、酸味があってなんともいえない美味しさでした。
緑のアルボンディガ、初めて食べた!


飲み物は、
Mermelada De Fresas
イチゴジャム
に代わりまして
Agua de Mango
マンゴー水

マンゴーと水とお砂糖で作るんですが、Romero(ローズマリー)を枝ごといれるのね。
おっしゃれ~


デザートは
Buñuelos de Viento
に代わりまして、
Buñuelos De La Rodilla
「膝」でつくるブニュエロス???

薄くてサクサクで美味しい小麦粉の揚げ菓子ブニュエロスですが、
Vientoってのは特殊な型がいるらしく、もっと手作りのものをつくることになりました。

しかも「膝」!

生地の材料は、小麦粉、ベーキングパウダー、卵、ラード、さらにトマテの皮(ホウズキなので、皮がついています)をゆがいた水を使うとよく膨らむといいうおばちゃんたちの知恵があるらしく、その水でこねます。
おもしろ。。。

なぜ、膝かというと、
おばちゃんたちが、膝に布をあてて、そのうえで生地を伸ばしていくから!!!
ま~なんと手作り感たっぷり。

でも、今日はボールの裏をつかって伸ばしていきました。

揚げて、

黒砂糖とシナモンのシロップをかければ、できあがり!

あーもう、ぜったい美味しい・・・。

2015年5月21日木曜日

幸運ですなぁ。

5月21 日


シェフからみんなに大事な話がありました。

ある専門家からレストランについてお褒めの言葉を頂いたとのこと。

情熱の積み重ねがあってこそ今があるのであって、
絶対に品質をさげることがあってはいけない。

伝統的なメキシコ料理がお好きなお客様も、
新しいメキシコ料理がお好きなお客様も、
どちらも大切にしていかなければならない。

そして、ご来店いただく度に新しい発見をして頂けるようになろう。

今のチームもとてもよいから、みんなでがんばっていこう。

てなお話。


なんか、ここで勉強させてもらえて、幸運だなぁ、と思うわけです。


さっそくシェフ、いつものデザートを少し改良されてました。


あ、今日のまかない、ぜいたくにも、サーモンでした。


2015年5月20日水曜日

Cocinero de Guanajuato ~Primera Edición~ グアナファトの料理人~第1弾~ 2日目

5月20日

Cocinero de Guanajuato ~Primera Edición~
(グアナファトの料理人~第1弾~)
2日目


1人目は、
Mariano Torre Hütt氏
「Reinventando la Garnacha」ガルナッチャを再発明しつつ

ケレタロにPazcualaと5 de Mayoというレストランを持っているオーナーシェフ。
いろんな挑戦をするのが好きな方で、
おもしろいのが
「TEX-MEX」(テキサス流メキシコ料理、またはアメリカのメキシコ料理)ではなくて、
「MEX-TEX」をやっているんだ!
とのこと。

なんで?
ベースはあくまでメキシコ料理で、
Ahumada Texana(テキサスのスモーク技術)を使うからだ
とのこと。

おもしろいこと言うじゃないですか~。

でも、見た目はハンバーガーみたいだったりするんだけど・・・。

かなり「手作り」「地域食材」にこだわっていて、
ケレタロ州で有名なチーズ(ヤギ・ウシ・ヒツジ)、
Jitomate Coyol (ミニトマトみたいだけど、もっと酸味があって、全く別物らしい)
Frijol Vaca(地域の豆の名前)
など、いろいろ取り扱っていて、
いつ収穫があるのかなど考えながらやっているとのこと。

いつも地域のことから考えて、それからグローバルに、と言っていました。

両腕タトゥー入ったコワモテ?シェフなんですが、話しが面白くて、ずっと大爆笑でした!

Salsa Chilaca というサルサの話をしていたけど、よくわかりませんでした。
Chilacaという唐辛子を乾燥するとPasillaという名前に変わるんですが、その生のものを使ったサルサのようです。
彼の場合は、ニンニク、油、タマネギ、ブドウ酢で作る、生サルサみたいです。
Chile Serranoを代わりに使う時もあるのかな。


2人目は、
Matteo Salas氏
「Producto local, técnica de conservación y esencia en el plato」地域生産物と保存技術そしてひと皿のエッセンス


San Miguel de Allendeに「Dos Casas Boutique Hotel」という高級ブティックホテルを経営していて、館内にある「Áperi」というレストランのシェフ。

イタリア生まれの氏は、メキシコシティで育ち、イタリア人を父親にもつこともあってヨーロッパへの興味が強く、イタリアやフランスで修行。
帰国後はメキシコシティでVicente Torres氏のところで修行し、独立したみたい。

レストランの名前j「Áperi」は、ラテン語で「オープン」を意味するらしく、開かれた店であることを大切にしている。
というのは、「Cocina de Autor(作家の料理)」として一人のシェフの創作料理を提案するのではなく、イタリア料理、メキシコ料理、フランス料理といった制限を取り払って、「私たちの料理」として提案したい、という気持ちが表れている。
キッチンもオープンになっていて、コミュニケーションを大切にしている。


すごいのは、地産地消や食材に対する考え方。
「Todos los productos tienen el mismo valor(すべての食材は同じ価値を持っている)」
これ、口に出して言えるのって、かっこいい~♪

地域の特色のあるものを大切にしている。例えば、「ケール」はアフリカ原産の野菜とはいえ、もうこの地域で40年ぐらい栽培されていて、すっかり「グアナファトの野菜」として定着している。
こういうものは「自分たちの地域野菜」として、どんどん取り入れる。
もちろん、もっと伝統的なものもネ。
ニンジンはいろんな色があるけど、実はオランダが品種改良するまでは、オレンジ色はなかったんですって!

すごいマメ知識!
牛肉もできるだけ地元のものを使うようにしているけど、ステーキには向かないけど、24時間以上の加熱ですごく美味しくなるお肉なんでそうです。
ただ、魚はやっぱり品質管理が難しいので、キビシイみたい。

ほとんどの材料を農家さんから直接仕入れているし、
しかも、「このレストランのためだけに野菜を売ってくれる農家さん」もあるとのこと。
そうすると、いつでも欲しい食材が入るとは限らない。
だからこそ、いつ収穫があるのか、害虫が今どうなっているのかなど、農家さんとの関係をしっかり作って細かな情報を入れ、プランを立ててメニューを組んでいる。

それとは別に、市場には時期になるとそれぞれ特色のある野菜も並ぶ。
白や赤のSeta(キノコ)

Garbanza(ガルバンソひよこ豆の若さや)

elotito curiollo (地域特有のトウモロコシのヤングコーン)

ビーツ(小さくなく、大きく育ったもののほうが土地の力を吸って美味しいから、あえて大きなものを選ぶ)

などなど。

ほかにも
いろんなトマト

いろんな唐辛子

アーティチョークも?

地元のトウモロコシ
.

こんなシェフなので、メキシコ料理・・・てわけじゃないけど、
こんなお料理をいろいろと・・・。
カリフラワーのお料理

レタスのタコス?

メキシコおなじみサツマイモのデザートは、こんがり焦がして、甘じょっぱく。

サラダは、特別なことはしていないそうです。
「スーパーで売っている野菜は、私たちは提供できない」っていうようなことを言っていたように思うけど、こういうことね~。


これ、なにか特別な食材らしい。
Jocoqueホコケという発酵乳?などを使ったリゾットかな?

あのキノコはこんな風になるそうです。。。



質疑応答では、栄養の話がたくさん出ていたんだけど、
私としてはやはりヨーロッパにまで勉強に行ったことが気になったので、
「外国人として勉強や修行している人に対して、助言をお願いします。」
と質問したら、
「Apuntar, Aceptar」(書きとめる、受け入れる)
という答えでした。
毎日書いてたよって。

休憩時間に
「いい質問やったよ!」
って言われた~!


3人目は、
Roberto Alcocer氏
Cocina de Baja California バハ・カリフォルニア州の料理
EnsenadaのMalvaというちょっと変わったレストランのオーナーシェフ。



バハ・カリフォルニア州の料理というのは、あんまりなくて、みたいな話から始まって・・・え?って感じやったけど、ないわけではなくて、1000年も続くような昔からの料理はないよってことらしいです。
シーザーサラダもこの州の大きな町ティフアナで発明されたものですね。
ちなみに、「天ぷらのタコス」はバハの一部では名物らしいですよ~。こちらもアジア人が発明したらしい。

で、このMalvaというレストラン、そもそもお友達のお母さんが、「うちの庭で2‐3ヶ月だけレストランをやらない?」
ってことになって始まったらしい。
屋根ないし、かまどが一つあるだけで、オーブンのふたは閉まらないし・・・。
そんなこんなで始まったレストランを続けることになって、頑張っているそうです。


とにかく、なんでも手作りでやる。
野菜から何から、ほとんどが市内の生産物を使用。

あるスタッフがずーっと世話をしていたヒツジを自分で絞めて、自分で調理をしたことがあるそうな。
その時の料理の味といったら、それはそれは素晴らしかったそうですよ。

まごころこもってたのね~。


4人目は、
Irving Quioroz氏
Presentación en el estado de Guanajuato del libro : "Larousse Panes Mexicanos" y clase demo de panadería
モンテレイのTheurel & Thomasのシェフ。


ラルースから出版された、メキシコのパンの本についてのお話。

ラルースさん、いろんな本を出版されているようで、メキシコのチーズの本もあるそうです。

この本ほしい!

せっかく本を出版するので、シェフの持っている知識だけでなく、全国各地のレシピをのせるように努力したそうです。
でも、なかなか「企業秘密」ってことで教えてもらうのに苦労したそうです。

が、
今回のイベント、多くのシェフが「Compartir(分けあう)」ことの大切さについて触れていました。
持っている技術や知識を分かちあうことで、伝統を守っていく必要がある、という時期にあるようです。

パンについても、
Campechana(カンペチャーナ)というサクサクのパン、
ここグアナファトでは今も売っていますが、シェフのいるモンテレイでは知らない学生が多いそうです。

というわけで、実演!
いやーこの本ほしいわ~。


すごーく内容の濃いカンファレンスでした!

コンクールの様子だけみて、帰ろうと思ったら、
昨日シェフに教えてもらったTumbagónを発見!

さすが、地域の伝統菓子。

ちなみに、ササッと家でごはんを食べて

レストランに着くと、まlたまかないを頂戴しました~。

これ、チラキレス(固くなったトルティージャの残りを揚げてから、ソースで煮込んだもの)
なんですが、
この地域、ボリージョ(小さなフランスパン)と一緒に食べるんだそうです。
そんなん初めて聞いたわ~。


長々と書かせてもらいました~!
退屈した人、ごめんなさい。

2015年5月19日火曜日

Cocinero de Guanajuato ~Primera Edición~ グアナファトの料理人~第1弾~ 1日目

5月19日

Cocinero de Guanajuato ~Primera Edición~
(グアナファトの料理人~第1弾~)
1日目

大学でこんな感じのイベントがあるよ~というので、参加してきました。
しかも無料~♪

2日間に渡り、全国各地から来られたシェフがそれぞれのテーマについて話をします。
20150521020840618.jpg

1日目のトップバッター、目からウロコでした。
Gustavo Palma 氏

グアナファト工科大学でグアナファト料理の調査に携わっているシェフで、コミュニティにどんどん出向いている方。
テーマタイトルも
「Rescate de la cocina guanajuatense グアナファト料理を救い出す」
すごいタイトルに、シェフの気持ちが本当に込められていると思います。

口から口へ伝えられてきた地域の伝統料理。
国土の広いメキシコでは、本当に各地にいろんな料理があることでしょう。
しかしながら、今ではおばあちゃましか知らない料理、子どもや孫には伝えられていない料理がたくさんある。
そういった料理や食材をコミュニティへ出向いて、話して、調査して、探し出して、まとめ上げる。

この仕事のすごさに、感動を覚えました。。。

日本でも同じことがきっと起きているはず。
ただし、戦後、生活改良普及員さんの頑張りなどで、地域の伝統料理が活字に残された部分もあるかと思います。

あまりにも私が知らない料理や食材の名前の連発で、わけわからん状態でしたが、熱意に圧倒されました。

「市場で、家で、いろんなところで興味をもって、調査員だけでなく、みんなが知ろうとしなければ」
というメッセージでした。

「DIANA KENNEDYを知っている人はいる?」
ほとんどみんな知らないようで。。。
でもなんか聞いたことある名前・・・と思ったら、
昨年たまたま購入したメキシコ料理の本の著者!
イギリス人女性で外国人としてメキシコの様々な地方の料理を調査して本にした人だ。
へ~!運命的・・・。
ちゃんと読も・・・。

この本を買ったのは、メキシコシティの空港ではあまり他の本がなかったことが第一ですが、
内容が
「各地の料理を紹介していたこと」
「□□地方の○○おばちゃんのレシピといった紹介が面白かったこと」
です。
なので、高いけど思い切って買ったのでした。

ほんま、ちゃんと読も・・・。

発表の様子といいますと、、、

Taco de Chile Relleno
唐辛子の詰め物のタコス
野菜などを詰めた唐辛子を少し揚げてからタコスにしてレタスやクリームなどをのせていたと思います。


ヤシの花を使ったお料理。
こういった食材はどんどん知られなくなって失われつつあるとのこと。
これは、モダンですがメキシコ料理からのインスピレーション。


これは松の実
この状態から皮を向いて私達が知っている白い松の実になるとのこと。
1キロ800ペソ(約6400円)する高価な食材。
コミュニティにはたくさん落ちてるんだそうです。それを売ると1キロ200ペソ(約1600円)ぐらい。どうして4倍にもなるの?って話にもなりました。


おばちゃんたちのキッチンです。
「かまど」がやっぱり基本!て気持ちがシェフたちにはありますね~。


これChilcuagueという、すごーく地域的なハーブ。ちょっと、使い方は聞き取れてないです。。。


Chinche de Mezquite メスキートに付くトコジラミ??トコジラミって、あの、家の中で繁殖して大変なことになるやつの仲間??


このオーブンは何かといいますと、

Gordita de horno
オーブンで作るゴルディータ(おデブちゃんの)
普通は揚げたり焼いたりですがオーブンのもの。
たしか、甘いものだったと思います。黒いのは虫やったかなー?忘れた。


りんごもよく使うらしく、リンゴのモレや、リキュールなども。


かたーくなったNopal(ウチワサボテン)、食べられないと思うけど、中に詰め物をして焼くとおいしくなる、というお料理。と思う。Capónていうのかな?


リスを食べる地域もあるとか。。。


アイスのコーンを手作りしている人がいたり。。。おいしそ
アイスもいろいろで、Xoconoztle、Borrachita、Tuna blancaのものなど!


たしかブニュエロス(揚げ菓子)を作っているおばちゃん。ずーーーーっと作り続けているらしい。


Xichú
San Luís de la Paz
といった地名をあげつつの発表でした。

が、グアナファト市内にもいろいろあるよって話で、
Enchilada minera
ていうよくあるやつだけじゃなく、
Pacholaと言って、Metate(平べったい石うす)で作る牛ひき肉のステーキなどは、ニューヨークで紹介されていることや、

Siete Cazuela de Cuaresma「四旬節の7つの土鍋」という料理の伝統のこと、
ChimiChurriというソースはアルゼンチン発祥ながらすっかり定着しているという話、
などなど、
大事にしましょうね、という話しみたいです。

日本のいろんな食材、どれだけ知っているでしょう・・・。ん~・・・。
この1時間だけでも来た甲斐あるわ~。

おかえげで、ブログ書くんたいへんやわ~。


2人目は、Mariana Camacho氏
出版社のコーディネーターで料理に関する取材をたくさんしてきた人。

ブログなど小さいところからコツコツ始めることができるよ、っていう話や、
これだけ情報が多すぎてサチュレーションしている状況では、ブログなどは自分の興味のあるものにフォーカスしなければ、情報のゴミになっちゃうよ、って話もありました。

これもブログなんだそうです。


情報のゴミ…かも。。。
すいません・・・。
いいのいいの・・・自分のキロクだから(笑)



3人目は、
メキシコシティとアカプルコにレストランを持っている、Chef Propietarioオーナーシェフ。
俳優さんみたいやな、、、

発表の最後にガストロノミーに関する図を出して、「ガストロノミーは、いろんな分野・人との相互関係で成立する」という考えを示しました。
生産者、文化、歴史・・・などなど書いてあったように思います。当たり前だけど、こうして図に表すとなるほどなぁ、と思います。

あ、そうそう、
Milpa(ミルパ)って、植わっているトウモロコシのことを指すんですが、
本来の意味は違うんですって。
この言葉はナワトル語の
Milli(ミルリ)=Campo Cultivado 畑 + Pa(パ)=Topónimo 場所
から来ていて、
栽培システムのことだそうです。

スペイン統治以前の時代から伝わるこの環境に優しいシステムを大切にしていきましょう、といった話の前にでるこういう知識。ありがたいですなぁ。
なんか、学者みたいなプレゼンでした。


4人目は、
José Miguel García氏

メキシコシティのコヨアカンにあるLa Barraca Valencianaというトルタ(メキシコ流サンドイッチ)屋の主人。
スペイン出身のお父さまが始められたお店だそうです。
ここでは、Cocina de Humoというタイトルで、
簡易スモーク器を使った実演。

お客様に提供する前に、燻製の香りをのせてあげると喜ばれるよね~ってことで実演をして、1時間のセッションを15分で終わらせた人。めっちゃ時間押してたのに、逆に早くなったし・・・。

休み時間には、地域の特産品コーナーがあって試食もできましたー。お金ないし買えないけど(笑)

いろんなチーズ


ウチワサボテンのいろいろ。
酢漬けから粉末、ジャムまで



これ、すごい!
乾燥サルサ!
お湯で溶かすと本格サルサに!
しかも、来年のFOODEXで日本に来るらしいです!



5人目は、グアナファト料理の歴史についてなどなど、ここの学校の先生からお話があったけど、難しくて理解不能な感じだったので(笑)、夕方行われるコンクールの様子をみてきました。

す、すごい熱気です・・・。

審査員も真剣・・・。

そしたら、こちらの調理室担当で、いつも授業で教えてくれている女性シェフが、
シェフ「どう?元気?私たち今日あそこへ食べに行くわよ」
わたし「あそこって、ぼくが勉強してるとこ?」
シェフ中「そうそう」
わたし「え、シェフたちと?」
シェフ「そうよ。」

へ~すごーい。
ちょっとキンチョー。

というわけで、さっそくおしごとおしごと。
厨房にいたので、外の様子はよくわからなかったけど、
見たことあるシェフたちの顔がちらほら・・・。

今日もがんばりました~。



あ、今日は、こんな食材を見せてもらいました。
Cabucheといって、これもサボテンの実の一種です。


それからこちらはTumbagónといって、San Miguel de Allendeという町の伝統菓子。

1家族しか作っていない、消滅の危機にあるもの、とシェフ。

このレストランも、地域のものを大切にしています。