朝ごはんから、カルニータをごちそうになり・・・。息子が来ると朝食にカルニータ。
もう、豚肉がトロトロです。
あーやっぱり、落ち着く・・・。
大都会と学校で少し疲れていたのが、トロトロ溶けていくようです。
立派なノッチェ・ブエナ・・・。
お庭の梨もすっかり大きくなって・・・。
さてさて、今日は、
Fiesta de Cristo Rey フエスタ・デ・クリスト・レイ(王であるキリストのお祝い)の日。
あれー11月のような気がするけど、ここは10月にするらしい。
村中朝からにぎわっています。バンドの音楽と人々のタペテ(じゅうたん)をつくる姿。
村中のあちこちの道が、3キロにもわたるタペテでおおわれていきます。しかも、今から。
タペテにはお花や、色の砂、木くずなど、いろんなものが。
また、頭上にはComposturaという飾り付けがされます。
村の外から来たお店が山ほどあるなか、ここの村の陶器があちこちで売られていたり、
南瓜のお菓子がでっかーいまま売っていたり、
ビエヒート人形があったり、
ガルバンサ(ひよこ豆のエダマメ)が売っていたり、
と盛りだくさん。
さて、教会はというと、これがまたすごい人!
11時ごろに行くと、クリスト・レイを訪問する人々で行列です。
天井から吊るされた花々がまた素敵でした。
12時の御ミサはものすごく大勢の人で入りきれない状態。
何言うてるんか全然わからんかった(笑)
「何て言うてたん?」
て訊いたら、
「聞こえんかった」
って・・・。
今日のお母さんごはんは、Churipoチュリポ。
唐辛子風味の牛肉のスープにキャベツが入ったもの、と言うこともできますが、チュリポです(笑)
1. はじめに牛肉(「煮込み用!ってお肉屋さんに頼んだらええから!」との説明がちょっとおもろい・・・。)
に、水、ニンニク、お塩(Sal de Grano)、タマネギは少し葉の根元部分をつけた状態、刻んだトマト、シラントロを入れて煮ます。
やわらかーくなるまでコトコト。
2. チレ・アンチョをコマルで焼いて、ニンニク、シラントロを加えてミキサーにかけ、濾して煮込みに加えます。
3. キャベツは別のお鍋で塩ゆでしておいて、お皿に盛りつけておくと、好みによってキャベツの量が調節できて便利。
お好みでレモンを絞っても。
いやーーーーーおいしい。
トカージョが恋しがってたこの味ね~。
息子が帰ってくるたびに、これを作ってあげる、このお母さんのやさしさ。
ちなみにやっぱり、お祝い事の料理だそうです。
で・・・、
バンダの音が聞こえる・・・やってきましたプロセシオン。
みんなでおいかけていきます。
山の上のクリストレイのテンプロまでの長ーい階段。
こんなところまでタペテ。すごーい。
村中の御像のあるところあちこちを練り歩きます。
その度に、お祈りと祝福が。
最後の祝福は、教会の前で。
そして御ミサです。
「お昼は全然聞こえなかったので、神父さまのお話聞こっか」
ってことで、しばらく参加。
クリストレイの習慣についてのお話だったようで。
クリステロの戦い(20世紀初頭、政治的に宗教的迫害が行われた時代)によって、
たくさんの人が殺された。。。
人々は
「ビバ!クリストレイ!(王たるキリスト万歳!)」
といって立ち向かった。
一番困難な時代に、
人々は「キリストが王である」ことを支えに生きてきた。
サンクリスのセニョリートことイトウさんによると、
グアナファトやミチョアカンといった地域の迫害が一番ひどかったために、
グアナファト州シラオにあるクリストレイの大きな御像がつくられたとか。
いやー勉強させてもらってます。
みんなで屋台めぐり。
外せないアトレ・デ・グラノ
にぎやかですね~。
そんなことしてたら、昨日クラリネットを吹いていたルピータさん発見!
ごあいさつ~。
近くの村ティングィンディン名物のパン。
「パンの名前はなんていうんですか?」
と聞くと
「パン・デ・ティングィンディン(ティングィンディンのパン)」
・・・・・・(笑)
2つで50ペソ(約400円)
とにかくデカイ・・・。
帰ってみんなでパンとコーヒー。
こちらがピロンシージョ(黒砂糖みたいなのん)入り。
こちらがシナモン入り。
いやー素晴らしく充実の一日。
久しぶりにトカージョの家族と一緒にすごした1日半。
また戻ってこれるかなぁ。
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