クエルナバカのお母さんとポソレをつくるってお約束。
7年ちょっと前、協力隊で初めてメキシコに来た時に滞在したのがこのクエルナバカの家族の家。
1ヶ月の語学研修だったんですね。
最終日、お互い涙しながらお別れをしたのですが、
その時のお昼に用意してくれたのが、ポソレ。
あの時の味が忘れられなくて。
なので、「行ったとき教えてね!」とお願いしていたんです。
あ、でも、なぜか今回は違うポソレなんですが(笑)
「そのかわり、日本のごはん教えてね」
と。
さっそく朝からおいしい朝ごはん。
今日の気分で、ソース作らずにころころトマトソースで軽く炒めたものにしたみたいです。
フリホーレスは、水で湯がいてから味付けをする派。学校の先生たちと同じ考え。固くならないように。
さてさて、さっそくとりかかります。
ここ、モレロス州で、ハリスコ州のポソレ。
Pozole Estilo Jalisco de Doña Maricela
マイス・カカウアシントレ(大きくてポソレに使われるマイス)は石灰を入れてゆがき、洗っておきます。
��芯のところは外すことが多いけど、ここは家庭なので外さすに。)
お鍋に水だけ(!)で豚もも肉をゆで→さく。
このだし汁で(!)洗ったマイスをゆでる。
Costilla(スペアリブ)を入れてさらにゆでる。
まだ水だけ(!)
マイスが開いてきたら(ゆがいてゆがいていくと、だんだんお花のように開いてくるのが特徴です。)
お塩、タマネギ、ニンニク、オレガノで味付け。
別途、サルサづくり。
チレ・アンチョばかりでもいいし、少しパシージャを足しても。
��今日はアンチョ4本にパシージャ1本。)
種・スジをとって、ふやかして洗ったら、ミキサーにかけて漉し、
少しの油で炒めます。
が・・・・
どうやってSazonar(味付ける)するの?
とのしつもん。
「こう?」
といって、おたまをゆーーーくり気持ちを込めて動かしてみる。
「その通り!」
とお母さん。
弱火で
・Amor 愛情たっぷり
・Calma 心おだやかに
・Sazonar 味付け
おっしゃる通りやと思います。
元・小学校の先生。
さすがに教え方もお上手。
タマネギニンニクを、取り出してから
このソースを、煮込んでいるお鍋に加えて・・・。
少し煮込んで出来上がり。
裂いた豚肉はお皿の上に。
その上からポソレを注いで、
トッピングは、
レタス、ラディッシュ、タマネギ、アボカドなどが定番。
今日は、粉の唐辛子、チレ・ポソレロってのもありました。
あたたかーいお味に満足!
天ぷらもお母さん頑張って作ってました~!
「日曜日なら、親戚をたくさん呼んで、みんなと再会できるから!」
とセッティングしてくれたお母さんの心遣い。
本当に感謝。幸せ。
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