2015年5月27日水曜日

7日かかるモレ

5月27日


グアナファト料理コースも残すところあとわずか。

Botana de Requesón
レケソン(チーズの名前)のおつまみ

チーズと卵黄、揚げたChile de Árbolを細かくしたもの、ライム果汁、お塩、お砂糖、小麦粉などを加えて練った生地を棒状にして、卵白をつけてゴマをまぶしたら冷蔵庫へ。
固まったものを切って、油とバターで揚げます。

なかなかさっくりとして美味しいです。でもちょっと粉っぽいかも・・・。

ソースはゆでひよこ豆とレモン、ニンニク、お塩、水を加えてミキサーするだけ。


メインは、
Mole pico de damas de Guanajuato
グアナファトのモレ・ピコ・デ・ダマス

メキシコ全土でいろんなモレがあるけど、このモレの特徴は?というと、先生知らなかった・・・。誰か教えて~。
しいていうなら生姜がはいるぐらいでしょうか。あ、あと、トマテ(緑か紫のホウズキトマト)は地方によって入れたり入れなかったりですね。

作り方はちょっと省略させてもらって、
おもしろいお話が。

Mole de los siete días (7日かかるモレ)っていう表現があって、
モレは7日前に作るっていうことがよくあるそうです。

なぜなら、モレはよくお祝いの時に使われるソース。
結婚式、お誕生日などでモレを作るときは、7日前に作って、毎日温めなおして保存するから。
あ、カレーみたいに翌日のほうが美味しい、というものでもありますよ。

さらに・・・

・かき混ぜるときは同じ方向にかき混ぜないといけない(右なら右、左なら左!)
・同じ手で混ぜないといけない(他の人が触っちゃだめ?)

ということは、
7日間
同じ人が同じ手で
同じ方向に
混ぜないといけないってこと?

なんか、そりゃ、愛情こもりますよね・・・。


デザートは
Torrejas Guanajuatenses
トレハス・グアナファト風

四旬節に食べるものの一つだそう。(でも、昔からのものにしては、卵つかってますけど?ほんまかな?)

パンを牛乳シナモンなどでつけておいて、
シナモンを加えた泡立て卵でフリット。
さらにシナモン風味の黒糖シロップで頂きます。

甘いけどおいし~!

それから、別のグループはXoconostleのジャムとジュースを作っていました。
どちらも美味しいけど、ジュースは本来の酸味がきいていて、さっぱりして美味しかった~。



さて、今日はまかないつくれと言われたので、
しかも、スモーク肉を使えと言われたので
無理やりあるものをつかってかき揚げにしました。
��食べたかったんで・・・)

タマネギ、トマテ、シラントロ(パクチー)、スモーク肉
っていう、全然やったことない組み合わせやけど、
けっこう好評やったからよかったです。

で、暇なときに包丁といでいたら、シェフが興味津々。

さっそくチャレンジされていました!
そして、すぐに上手にとげるようになってた~。

ワタクシ、今年ちゃんと習ったばっかりで、まだ練習中なんですけども・・・・。

ちょっとした国際交流デーでした~。

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