2015年9月20日日曜日

ケシージョのつくりかた!

9月20日 日曜日

10時の御ミサに行ってみると、いるいる、知っている人たくさん。
祭壇がすごい飾られていて、何事かと思ったら、先日グアナファトでお祝いをしていた
Niña Infantita(お子さんのマリア様をたくさんつれてお祝いをしていた、マリア様のご誕生のお祝い)のあとだからとのこと。
この習慣は、グアナファト州出身の神父さんが持ち込んだものらしいです。
Santísimoが改装されて別空間になっていました。

さて、そのままこの町で一番最初に住んでいた通りへ。
1ブロック歩くのに2時間ぐらいかかった場所。
なぜって?みんな話しかけてくれるからですよ~。
御ミサが終わったのが11時ごろ。それから家に帰るまで11時間!
ずーっといろんな人に会ってしゃべって、コカ・コーラごちそうになりっぱなし・・・。


たまたま弟さんの誕生日会だから、一緒に行こうと言われて連れて行ってもらったら・・・
「知っているひとばっかり!」

タマリンドのジュースと
Cantonésカントネス(広東風?と呼ばれているお料理。)
よく、お野菜をたっぷり入れて鶏肉と作るのがこの辺りの定番ですが、これはお魚も入っていたかな。

こちら、新鮮なQuesilloケシージョ。

日本のさけるチーズの原型と言われるチーズ。「オアハカのチーズ」とよく言われますが、チアパスのほうが生産量が多いとか。
この新鮮なものは、ほんっっっっっっっっとに美味しい!
裂かない状態でぶつ切りにして、よくおつまみにするけど、
プリプリでコシがあって、この食感がたまりません。

いつもこのチーズ工房、よくのぞいて質問していたんですが、実はちゃんと見たのは初めて。

農場から持ってきた牛乳に凝固剤を加えて固まらせたものを取り出します。


ちなみにこの液体は、乳清なのでタンパク質たっぷり。
豚の餌にするために取りに来た別の友人にまたまたバッタリ!


さて、チーズですが、網を張った箱に移し替え、大男が手でゴシゴシ!

この汁は、油分が含まれているので、分離されてCrema Saladaになり、ケーキなどに使われます。

ゴシゴシ手もみして水気を切ったものがこちら。

もうすでになかなかの弾力。

ここへ、バケツ3杯の熱湯を加え、


なんと、木の大~きなヘラで下からすくい上げます。


ワタクシ、挑戦してみましたが・・・、途中でツルッとチーズが滑り落ちてしまいました。


チーズを引っ張り、弾力を確認しつつ、
残ったお湯は、またCrema Salada用に取り出したら、
また熱湯をバケツ3杯加えて木のヘラで底から引っ張る。
これを3回くり返し。

こんなツルンツルンになったら、しっかり桶を乾かして、


台にのせ、

二つに切り分けて
どんどんのばして

のばして

のばして

のばして

クルクル!

あっちゅーま!

うわーすごい!
大きなのは5キロ。これはオアハカへ旅立っていきました。

アトルをごちそうになり

はたまた、
別のお宅でごちそうになった
Hierba Mora(イエルバ・モラ)

たぶんナス科の野草なので、ソラニンの毒があるはずなんですが、
茹でこぼしてタマネギとトマトでお浸し又はスープにすると、
すっごくおいしいんですよ~。
ほうれん草より柔らかいし、柔らかいワカメのような食感。

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