2015年9月9日水曜日

伝統のTemazcalがグアナファトに!

9月9日 水曜日


アロンディガでは学生さんたちが、独立記念日に向けて行進の練習中。


グアナファト市内をめぐるツアーに。

アロンディガから乗ったけど、いろんなホテルでお客さんをピックアップして、アロンディガに戻ってきた・・・。
なら最後に乗せたら?という気も(笑)

アロンディガ、イダルゴ市場、地下のトンネル、などなど、見慣れた風景を説明してくれました。
ほほう、、、「グアナファトという名の博物館」というだけあります。さすが。

さて、ピピラ像のある丘へ。


いちおうね、パノラマを。


つぎに、伝説に基づいてつくられた博物館。
こわーい。

それからバレンシアーナ地区。

Santa Inquisiciónサンタ・インキシシォンの博物館。
教会の教えに反するという名のもとに行われていた処刑の博物館。
かなり残酷です。。。
でも、こういうおきてはいけない悲しい事実を伝える、ということらしい。

金銀や石のお土産屋さんに寄り、

鉱山の見学に行き・・・、



お菓子屋さんによって・・・、


金ですっかり装飾された教会を見学し、



すっかり観光客~!

途中で思い出したけど、やっぱり5年前にもこのツアー参加したわ(笑)
でも、前より少し理解が深まりましたかね。

本当はミイラ博物館で降ろしてくれるんですが。。。

いつも学ばせてもらっているレストラン「カサ・メルセデス」へ食べに行くので、
そこで降ろしてもらいました。


さー食べるぞー。

まずは
エスカモレのエパソテ(メジャーな香草バター炒め。


チレ・カローロ(白いトウガラシ)にラム肉の煮込みをつめ、白いモレをのせたもの。


おふたりには、エスカモレが何か言わずにオススメしちゃいましてね・・・ヒッヒッヒッ・・・
アリの卵なんです~(笑)
「おいし~」って食べた後に言うても遅いよね~(笑)。

でも、おいしいですよ。
炒めて、少し色が白っぽくキレイな色になってきたらOK。
かなりの珍味なので、非常にお値段がします。
夏前ごろにしかとれない季節のもので、現在は冷凍保存されています。
この小さな卵を集めて、パックにする作業を考えると・・・大変やなぁと。

チレ・カローロも少しピリッとしますが、気に入ったようで。


スープはワタクシ、先日ご紹介しましたフリホーレスとチチャロンの2種のクリームスープにしましたー。



あ~こうサーブするわけね。ステキやわ~。

メインは豚のチャモーロ(骨付きすね肉)の煮込み

牛あばら肉の煮込みをTlilchili(チ レ・パシージャ)のソースで。


ドリンクは、ショコノストレとメスカルのカクテルや、ショコノストレのマルガリータ、などなど。


いやー・・・・。
もう、苦しすぎますです。


夜はね、一番楽しみにしていた、
Temazcalテマスカル。
蒸し風呂の家、といったような意味で、
伝統療法のような、伝統儀式のような。
石を焼いて準備をしているところ。

かまどのようなテマスカルの中の薬草の入った池に、焼石を入れることで、蒸気の蒸し風呂になります。
うまく説明できないけど。。。

はじめに、東西南北の各方角に向かって、自然に感謝をし、
お清めをして、

テマスカルの中に入ります。

はじめに全身に泥を、塗って身体を保護するんだって。

入り口が塞がれて、中はロウソクの光のみ。または真っ暗。

そこに少しずつ焼石が運ばれてきます。
そのたびに、
「Bienvenidas abrelatas(ようこそ、おばあちゃん)」
と唱えます。
必ず、火山の石で、他の石は使われないんだそう。
母なる大地の元となる火山の石に、感謝の気持ちを込めて「おばあちゃん」と呼ぶみたい。

それはそれはすごい熱気と蒸気なんですが、薬草の香りとともに本当に気持ちがいい。

このおばあちゃんのお迎えが4回。
2時間ぐらい、つづくのです。

4回目の前には、身体全体にお塩とアロエを塗って泥を塗ってからまた蒸気を浴びます。

ちなみに、できる限り全身に泥を塗るほうがいいので、服はできるだけ身につけないほうがよいとのこと。
4回目のセッションでは本当に真っ暗にして
「真っ暗ですから、できるだけ服を外してくださいね。」
と。
さすがにおパンツは脱げなかったんですが・・・みなさんけっこう脱いでいらっしゃいました。
ちょっとびっくりしたけど、
すぐに思い返して、
日本の銭湯でも温泉でも、みんな服着てないなぁ、と。
そう思うと、別に普通やんね。混浴やけど。

最後に、外で行水!!
寒いけど、スッキリ。

いやー
ほんっっっっっとに気持ちよかった~!!!


こんな、グアナファトの中心部に、こんなのあるんや・・・って感じですが。
ラロのお母さんがやってるのです!
オススメ!

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