6月3日 水曜日
昨日サンミゲルから帰ってきたばっかりやけど、
実はシェフの提案でサンミゲルに行く日なのでした。
目的は、
・オーガニック野菜の生産について知る
・ワインについて知る
とのこと。
そう、先週シェフから楽しみな発表があったのは、今日のことです。
朝8時半に集合して、みんなで行きました。
帰ってきたらお仕事が待っていて長丁場なんだけど、みんなテンション上がっております。
到着してびっくりしたのが、施設の豪華なこと!
お城にでも入っていく感覚です。
「倉庫」と呼んでいる建物に通されると、
オーガニックマーケットになっていました。
ワインを作っている農場なので、ワインの蔵のイメージで空き瓶の壁がデザインされていたり。。。
朝食はこちらでいただきます。
内容は、
キノコとズッキーニ
ひよこ豆とNopal(ウチワサボテン)、トマト入りの煮込み、けっこう辛い
ジャガイモとチチャロンのサルサベルデ
ベルドラガと牛肉の煮込み
サルサ・デ・モルカヘテ
手作りトルティージャ
え、ほぼ見えない。。。
美味しかった~。
特にキノコが。。。
シェフにきくと、このあたりでとれるキノコはたいていPorto Belloというものだそうです。イタリアきのこよね。
その後、農園を見せて頂きました。
潅水設備がちゃんと・・・近代的やわ。
そしてゆったり栽培?
種子採取もされているんですが、
面白いなぁと思ったのは、
「花も食べられるんですよ、柔らかい種も食べられるんですよ」
と、いろいろ見せてもらったこと。
種子の採取のために残している植物から、売るものを見つけちゃうんですね~。
例えばこれ、ラディッシュの種の若さやなんですが、食べたことない・・・。
けど、これが確かにおいしい。
ラディッシュの味がするのね。
ニンジンのお花すら、サラダに使う人がいるらしいです。
ただね、意外とみんな、野菜が植わっているところを見たことがないようで、、、ちょっとビックリしました。
ニンジンはあるけどラディッシュはないとか、いちばんよく使う野菜シラントロ(パクチー)も初めて見たとか。。。
日本で言うところのおネギみたいなもんだから、みんな見たことあると思ってた。
というわけで、みなさんとっても楽しかったようです!
そして、おつぎはブドウ畑へ。
ブドウはまぁ、いろんな品種を栽培されているみたいで、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、カベルネ・フラン、メルローなどいろいろとのこと。あんまりわかんなかったけど。
この柱がおっしゃれ~?(写ってる人じゃなくて・・・)
そして、ワインの貯蔵施設へ。
地下14メートル、上部4メートルには土がかぶせられ、気温と湿度を保ち、光が入らないようになっています。
修道士さんたちの像があって、守っているらしい。
こ、こわい。。。
かなりのこだわりワインを作っている農場のようです。
スペインの規則で赤ワインをグラン・レセルバと呼ぶには
樽での18ヶ月熟成とさらにボトルでの熟成が必要らしいけど、
ここでは基本的に2年以上の樽熟成を経てから瓶詰めするとのこと。
白ワインは短いようですが。
そんな大変なワインづくり、投資資金を回収するには10年はかかるそうです。
と、いうわけで、試飲!!!
シェフからテイスティングの説明があって、
さっそく頂きまーす!
赤ワインのテイスティング途中で出されたのが、
地元チーズとサルサ。そして、ここで作られたチーズパイ。
かじってある・・・ごめんなさい。。。
「その土地の料理には、その土地のワインがあう」
ということを力説されていました!
デザートの甘味をイチゴやベリー感のある赤ワインがさっぱりとおぎなって、組み合わせも確かによいのが、おもしろかった。
チーズ(こっちのチーズなので、表現できないけど・・)とサルサも、複雑さを増す組み合わせ。
へ~。
いろんなものを見せてもらって、食べさせてもらって、充実の一日!
が、しかし!
ケータイのディスプレイが割れている。。。う、動かない。。。
カメラどうしよ、これから。。。
しかも、夜すごく気分が悪くて、フラフラで早退させてもらいました。
なんだか、ついてるような、ついてないような。
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