6月22日 月曜日 @サンミゲル
先生からいろんなモレ・エスペシアルを比較する日をとりましょう、という提案があって、みんな3時から集まって食べるだけの授業。
でも、先生のお手伝いをしたい人は、朝から来て下さいとのことなので、せっかくなので作らせてもらいました!!
左から時計回りに
Mole BlancoまたはMole de Novia 白モレまたは恋人のモレ
Mole de Jamaica ハイビスカスのモレ
Mole de Tamalindo タマリンドのモレ
Mole de Rancho ランチョ(農場)のモレ
Mole Verde 緑のモレ
で、写真がないのが
ワタクシ担当致しました
Mole de Aguacate
アボカドのモレ
水が多すぎて煮込みが間に合わなかったの~!!
ショック。。。
でも、すごくおいしくできたので、
どんな感じだったか、お伝えしまーす!
でも、その前に、ちらっとみていた他のモレの様子も。
Mole Blanco
こんな感じの材料みたいです。
Chile Güero , Chile Serrano、トマテ、トマト、セボジン、ビスケット、クリーム、ホワイトチョコ、ゴマ、アーモンド、クルミ、ちょっとだけのSemilla verdeなどなどのようです。
炒め終わった後に、まろやかな香りが。
その後にクッキーを加えるみたい。
ホワイトチョコは最後の最後です。
Mole de Jamaica ハイビスカスのモレ
これはちゃんと見てなかったけど、炒めた材料の鍋の中に直接ハイビスカスなどを投入する、唯一のモレ、みたいなことを言っていました。
Mole de Tamalindo タマリンドのモレ
これもあまりちゃんと見てなくて・・・。
チレとタマリンドの味のバランスが重要みたいです。
タマリンドが勝ちすぎない、でもチレも勝ちすぎない。
Mole de Rancho ランチョ(農場)のモレ
これはすごーく懐かしい味!
こんなにいろいろ材料が入るみたい。
リンゴ・グアバ・バナナ・シナモンなど。いろいろ。
それぞれラードで焼きます。
トルティージャもよーくラードで揚げて、よく焦げているような感じに。
唐辛子をしっかりひとつずつ揚げていたことが、美味しさの秘訣だそうです。
Mole Verde 緑のモレ
トマテ、レタス、シラントロ、セボジンなど、緑のものがたくさん使われるみたい。
Semilla verdeもたくさんはいってたはず。
これもちゃんと見てない~。
残念。。。また訊こ。
で、アボカドのモレですが。
けっこう材料おおい。。。
アボカドの葉15枚を直火で炙ります。
これね、なかなかいい香りで、どこかヨモギに似たような心地よい香りがします。
Chile Guajilloは鉄板で焼いて、タネとスジを外して、水につけてふやかします。
Chile Pasillaは生のままタネとスジを外して、同じく水につけてふやかします。
セボジン(ちっちゃいタマネギみたいなの)は生のまま、葉つきでつかいます。
ゴマと大きな粒胡椒、小さな粒胡椒は炒って香りを出します。
アーモンドもしかり。
トルティージャ(今日のは黒)を、鉄板の上でカラカラになるまでじっくり焼きます。
玉ねぎ、ニンニク、緑トマトとトマト、バナナはラードで炒めます。
ハイビスカスと干しぶどうも生のままです。
これらをミキサーにかけまして、
できれば鶏のスープなども加えまして、
Cazuela(土鍋)にうつします。。。。が、
この時Cazuelaはしっかり加熱して、ラードを溶かしてから液体を加えます。
そして、コトコトとにかく弱火でかき混ぜつつ煮込む。
最後にチョコレートを一つ、お砂糖やお塩で少し味を整えて出来上がり。
ほんっとに、煮込む前と煮込んだ後では、本当に別物。
「Falta cocción加熱調理が足りない」「Crudo生煮え」
と、
毎度の授業で言われているようなことが、少しだけわかった気がします。
最後の仕上がりの目標が見えないまま作っていたけど、
一つ一つの作業は、味を確認しながらできたつもり。
今度からはもう少し、目標が見えた状態でできるかもね。
出来上がりのシェフのひと言
「ほらね~メキシコ料理はなんとも忍耐の要るもんでしょ?」
確かに。。。
心をこめてじーっと混ぜている間に、こんなにも味が変わるなんて、魔法みたい。
艶もあって、辛くなく、おいしいモレができました。
もっかいちゃんと作ってみよ~。
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