12月2日 水曜日
頭の整理ということでお休みしていますが、そろそろ出たいなぁと。
前から行きたかった
「お菓子の博物館!」
モレリアはコロニアル都市のひとつで、
植民地時代の建物がたくさん残っていることから世界遺産に指定されています。
修道院で作られていた甘ーいお菓子作り。
これがお菓子屋さんに受け継がれて(?)もう100年以上。
とっても古いお菓子屋さん&博物館。
お店の外にはアイスが売っていまーす。
中に入るといろんなお菓子でいっぱい!
タマリンド(っていう酸っぱい果肉がつくマメ科の植物)
のお菓子、ごく一般的ですが、
包み紙がトウモロコシの皮なのがカワユイ♪
これは、牛乳を煮詰めて煮詰めてお煎餅みたいにしたお菓子。
塩味をイメージするとあまーいです。
牛乳のお菓子にはたくさん種類がありますね~
詰め合わせ
牛乳のお菓子にリキュールが入った「ボラチート」タイプ
これもかな?ココナッツ、コーヒー、レモンなどいろんなお味がありました。
奥の工場だったところが博物館になっていて、
いろんな道具を見せてくれます。
こちらのボイラーで作った蒸気を使って、
果物を茹でるお鍋でグツグツ・・・
濾して、果肉だけにする機械・・・
果肉とお砂糖を混合するところ
これは、撹拌しながら煮込むための銅鍋ですね。
で、「アテ」づくり体験。
アテは、果物の羊羹みたいなものなんですが、
家庭で作れるものだなんて~!
銅鍋にメンブリージョの果肉をお砂糖を1対1で加え、
火にかけて練っていきます。
トロッとして、透明になってきたら出来上がり。
型に入れて、涼しいところで固まるまで数日。
冷蔵庫に入れると早く固まるけど、結露したりするのであんまりよくないみたい。
固まると何か月ももちますよー。
表面がザラザラしてきても、中身は大丈夫ですよー。
とのこと。
昔は、こんな型に入れてつくっていました。
これは型に流すためのジョウゴのようなもの
今は金属型だそうです。
勝手に固まるということは、果物に含まれるペクチンのおかげで固まるということ。
ジャムといっしょやね。
メンブリージョにはたくさんペクチンが含まれるので勝手に固まるけど、
ペクチンの少ない果物の場合はメンブリージョなどと半分半分にして作ってくださいとのこと。
ただ・・・・かなり甘くしないとここまで固まりません!
いろいろ買って食べてみたいのに、あまりの種類の多さにちょっと断念気味・・・。
サモラでもいっぱい買ったから、みんなで分けても食べきれない・・・。
生ケーキも、名前や説明書きが気になって・・・。食べたかったなぁ。
これはこのあたりでよく見かけるクッキー。
ホロホロです。
これ、おいしい!ナタ(牛乳からとれる濃厚な部分)をつかったもの。
ここの旧修道院でお菓子が作られていたんだったかな?
さて、今日の夕食は少し奮発して。
気になっていた近所のCaraCuaroさんへ。
こちら、外から干し肉を手作りしているのが見えるので、ずーっと気になっていたんです。
ミチョアカン州の海に近く暑い地域にある、カラクアロ出身のオーナーさんのお店。
手作り、出来立てのものが多くて、お値段もリーズナブル。
なんか、ものすごい忙しかったみたいで、なかなか注文とってくれなかったにもかかわらず、
ものすごい感じのいい人たちで。
「お料理はハーフサイズならいろいろ食べられますかね?」
と訊くと、
「サービスでお出しする前菜にボリュームがあるので、お腹いっぱいになりますよ」
って・・・。
と・・・その前菜、、、
Toqueraトケラ
これ、確かに・・・多すぎません?
生トウモロコシのパンケーキのようなもので、ほんのり甘くておいしい!
これは初めて食べたし、かなりビックリでした。
これに、クリームとサルサもいいですねー。
この特に赤のサルサが絶品で。。。
焼いたトマト&焼いたタマネギ(緑の部分つき)&焼いた?チレ・セラーノ&ニンニク&チレ・ネグロ?????
という想像をしつつ、ほんまかわからんけど。
いやーとにかく美味しかった。
いやーせめてこのトケラだけでもここで勉強したいなぁー。
メインはAporreadilloアポレアディージョ
セシーナ(干し肉)の煮込み(トマトや唐辛子ソース)に卵を合わせたもので、
ミチョアカンの暑い地域の食べ物なんだそうです。
ハーフサイズでこれ?やっぱし多い~!
トルティージャは温めなおして提供するレストランも多い中、焼きたて。
炭酸入りのナランハーダ
も、明らかにフレッシュジュースを炭酸で割っている・・・。
いやー幸せでした!
あ、あとあんまり関係ないけど、
朝に食べたこんなクレープ。
カヘタ(牛乳キャラメル)を使っているんですよね。
カヘタが甘ーいので、中には甘くないチーズを入れてくれました。
意外と日本であまりみかけないカヘタ。
これも帰国したら恋しくなるだろうなーと思ったのでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿