12月6日 日曜日
パックアロを出る日。
なんとなーくさみしいですなぁ。
ドン・ラミロのお宅へ建築中の小屋を見に。
この部屋はお孫ちゃんのため、ここは息子のため、、、と、夢が膨らみます。
手作りやもんなー。
お昼からウルアパンに行くので、ちと急いでティアンギス(朝市とでもいうのかなぁ)へ。
奥の湖に、ハニッツィオ島がみえますか?
山の上にあるティアンギスですが、なんだか湖と一体化してるようで。
ブニュエロス5ペソ。おいしー!
タコ・アル・バポール1個5ペソ
さいたお肉とチチャロン
ゆでたまご忘れて追加
この中に5種類入ってるんですが、
「どうやって探すのー?」
て訊いたら、
場所分けてあって、線がひいてあるらしい。彼だけわかる見えない線…すご。
ポソレがなんと10ペソ!
けっこうな量ですけども。
ドーニャ・アナ
日曜日はここ。
金曜日の夕方?はセントロで売るそうです。
Pizole batido de maíz rojo
このドロッとした紫トウモロコシのポソレ、この辺りでよく見かけます。
おいしかったし、寒かったのですごくあったまった~。
ティアンギスでも魚は売っていなくて、メルカドへ。
で、行ってみると。。。
あ、ココやったんやぁ。。。
昨夜の様子
ホテルの横やったんや(笑)
いつも遅くに着いていたので、知らんかったぁ。
今さらながらウロウロ。
Chinchayoteをお買い上げ。手前右のお芋さん。
ここではRaizまたはRaiz de chayoteと呼ぶみたい。
huarazて呼ぶ人もいたけどなぁ。
1本12ペソ。1キロ30ペソ。
メキシコシティではなんと4本80ペソもしたけど。。。
今が一番の旬らしいです。
ちらっと見えているオレンジ色の唐辛子。
この辺りではほんとよく使う
Chile Perón
(一般にはChile Manzano、なんとパタンバン村では、Chile Chipotle!なんで?)
サルサ、チレ・レジェーノ(焼いて皮を向いて←食べそびれたけど…)、輪切りのトッピング、玉ねぎと一緒に酢漬け、まぁお見事です。
他の地域ならこんなに売っていない(笑)
この白い唐辛子たちは、グアナファトでもおなじみです。
チレ・ウンガロ
チレ・カロロ
なんか、人がいっぱい集まっているので行ってみると・・・
魚屋さん。
新鮮です(笑)
デカイ・・・。
写真とっていい???ってきいたら、
「なんぼくれんの?(笑)」
「とっていいけど、顔はやめといてー。
アメリカ人が写真とって向こうで引き延ばして商売してるらしいけど、
手数料もらい忘れたからなぁ~(笑)」
と、冗談みたいに言うてました(笑)
ほんで、
「なんでも写真とれとれ」
って。
小旅行の最中で、生鮮食品が買えないのに、写真撮らしてもらうのが申し訳なくて・・・。
別の魚屋さんでは、
やっと見つけたパツクアロ湖名物のPescado Blanco。
本当に小さい!
最近は大きいのがあまりとれないらしく・・・。
鱚に似ている味っていうけど、サイズもそれぐらいになってしまっているみたいですね。。。
Carpaカルパ(鯉)
干物もあって、揚げたり、トマトで煮込んだりと使うようです。
名物Charalesチャラレス
乾燥したものは、小さいほうが上等品で高いのだそうで。
いかなごも小さいほうが高いなぁ。ワタの苦味がなくていいのかなぁ。
小さいのをすこーし買いました。
トルタ(卵のフリット)にしたりするようですネ。
市場からずーっと続く朝市のようなテントを通っていくと、
Santuario de Guadalupe
に到着。
夜もライトアップがステキだったところです。
朝市の活気と神聖な空間のコントラスト。
日本の参道と神社の境内のコントラストを思い起こさせます。
中は、意外にもシンプルで明るい空間。
さて、そろそろ出発。
実は、昨日連れて行ってもらったTzintzuntzanツィンツゥンツァン町のじっくり見ようと思っていたのです。
ここ、昨日来るのが遅くて閉まっていた時の教会。
そして博物館。
Antiguo Convento Franciscano de Santa Ana
フランシスコ会の聖アンナ修道院跡
バスコ・デ・キロガ神父(のちの司教)が、
パツクアロ湖周辺の村々の伝統工芸品のすばらしさを見て、残していくために特産品化していったとされています。
一村一品運動のようなものでしょうか。
この博物館のキッチンには、いろんな地域の焼き物や、作品が展示されていました。
新しい作品もあるようで。
ミチョアカンでよく見かけるこれ。トウモロコシの生地を入れるのに使っています。
よくみるとトウモロコシの皮でできてまーす。
Barro Verde (Tzintzuntzan)
Barro Blanco (Natalio Chichipanさんの作品)
クラウストロ(回廊を中心とした修道院の中心部で閉鎖された空間・・・と思う(笑))
ミチョアカンで"Lacería de doce(十二幾何学模様?)"と呼ばれている、
ムデハル様式(イスラムのモロ族の様式?)の天井が、
クラウストロの四つの角に取り付けられているのがおもしろい。
それぞれ、赤、青、黒、白に塗り分けられていて、
前植民地時代とキリスト教の両方の宇宙観を表しているそうで。
黒
白
青
赤
先住民のビジョンとしては、
このクラウストロの中心から広がる宇宙のそれぞれの方角を表していて、
それぞれの色と神性を表すそうです。
カトリックのビジョンとしては、
黒 死と悲しみ
青 天と愛、忠実
赤 煉獄と悪魔
白 純粋さ、処女性、復活
を表すそうです。
んーーーー難しい(笑)
とにかく、先住民文化とカトリック文化をつなげようとしたあとが見えるということですねー。
2階の展示は、プレペチャの歴史等々について順番に説明をしてくれていました。
のに、、、、間違えて逆から見てた(笑)
かつてプレペチャ王国があった時はここが首都だったんですね~。
Tangáxoan II タンガソアン2世が最後のCazonciカソンシ(皇帝?)
カトリックに改宗し、フランシスコを名乗ったそうですが、
もとの宗教を続けていた罪で殺されてしまったようです。
この町はスペインがやってきてからも中心地として機能し、その後パツクアロ、そして今の州都モレリアへと遷都していきました。
死者の日のお写真のパネル。来てみたいなぁ。
もう、頭つかいすぎてつかれたー!!!面白いけど、スペイン語もっとわかったら・・・(笑)
前の広場が気持ちいい。
陶器やらいろんな物を売っている出店の中に、発見!
「Nieve de Pasta」ニエベ・デ・パスタの看板
��パスタ?ペースト?のアイス)
疲れた頭には甘いもの♪
ミチョアカンでしか見たことのないこのアイス。
「なんでパスタっていうの?」
ときくと
「いろんな牛乳でつくるから」
ちょっと意味がわかりません・・・。
どうも、牛乳、コンデンスミルク、エバミルクといった牛乳を練ってつくるようなのです。
が、噂によるとパツクアロの1家族の専売特許みたいなもので、
かなりの企業・家族秘密らしい。
濃厚でおいしいですよ、これ。
それにしてもお腹空いて・・・。
チャラレス(小魚)のゴルディータを探していたら、ゴルディータ屋さん発見!
でも、チャラレス売り切れ・・・泣。
チチャロン(豚の皮を揚げたもの)の煮込みを注文。
お、おいしいいいい!!!!
おかわりは
ノパル(サボテン)。
手で形作ったトウモロコシの生地をコマルにのせて焼いて、中を開いて具を詰める、
ごくごく普通にみえるゴルディータ。
たぶんここのお母ちゃんのおいしいポイントは、
生地を形づくる時、水を多めにつけていること。
表面がカリッ!っとしておいしかった!
サルサもやっぱりモルカヘテ(石臼)のはいいお味です。
ツィンツゥンツァンの墓地の入り口には、
まだ死者の日のマリーゴールドが残っていました。
周りにはたくさんのお土産やさん
ここからミニバスで15分ぐらいのキロガに到着。
すぐ目の前が教会だったので行ってみると、
通りで行列が行われていました。
いよいよ12月12日のグアダルーペの聖母の日にむけて、
いろんなことがされているようですね。
昨日ハニッツィオでお世話になった人の家になぜか泊めてもらうことに。ご縁ですなぁ。
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