2015年12月7日月曜日

幻の(?)アトレ・ネグロ!

12月7日 月曜日 午後


なんとかウルアパンへ~!

パトリシアさんちにどぉーしてもアトレ・ネグロを教えてもらいたい日!
今日いけなかったらもう、いつになるやら・・・。

パツクアロからは、高速道路を通るバスと、普通の道路を通るバスが出ます。

でも、また普通の道路で、封鎖があるというウワサが・・・・。

「高速道路を通るバスが、特別に停留所に停まるので乗るといいよ」
と言われ、乗ってみる。

出発したものの・・・
「普通の道路通ってる!!!」

これはまずい・・・。
この地域の道路封鎖はキケンなのです。
��なんで情報が出ているのに高速にいかないの?高速に行くんじゃなかったっけ?実は高速道路で封鎖中?どゆこと?)
とあたふたしていると、
運転手、道路封鎖発見。

運転手のすばらしい機転で、折り返し、途中から高速道路へ。
電話で事務所とやり取りしています。
「道路封鎖なので、引き返して高速道路を通ります。え?パツクアロまで戻れって?いやいや、ありえへん。いきますよ?いい?」
もう、無事着いたことに感謝でした・・・。

しかも、なんとかパトリシアさん宅へ到着。

あーーーーよかったーーーー。

いろんな意味で本当にハラハラしました。


さて、アトレネグロの作り方。

カカオ豆の皮
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・・・・を
しっかりトーストして、黒くします。

このトーストが難しいところ。
でもこの作業は毎日行うわけではないので、見られませんでした。

これをミキサーにかけて、
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トウモロコシの生地と一緒にお粥状にしていきます。
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黒砂糖、シナモンなども加えて味を整えます。

本来はトウモロコシだけでとろみをつけていきますが、
コーンスターチで調整する場合も。(これもよく使う手ではあります。)

混ぜ方は、大きな木のスプーンでそこから混ぜるんですけども。。。。勝手にくるくる回転するように勢いをつけるとラクみたいです。

出来上がりは、こんな艶やかな黒に!
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タマリンドと、牛乳(とシナモン)のアトレも仕上がってきました。
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小麦粉のタマルも後ろの台で作っていたけど、
「これは教えるって言ってないわよ~!」
って言われて・・・しょぼん。
でも、冗談やと思うけど。。。笑
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トウモロコシの皮にすき間をあけて包んだら、
蒸し器に入れますが、底に布をあてます。
濡れてしまわないようにですね。
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この蒸し器のスタイル。
いいでしょ?はみ出していても、ちゃんと上まで蒸せるのです。
かしこい!
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お昼ごはんまでごちそうになって、ありがたいありがたい。
ミラネッサ。そしてマカロニサラダは、バターを炒めてからクリームと味付けです。
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「Tacoタコ(タコスの単数形です)にしてもおいしいわよ!」
と、やってみる。
「紫玉ねぎとチレ・ペロンの酢漬けがちょうどあるから」
と言って、出してくれました。
やっぱり、このあたりは、
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≪チレ・ペロン≫
が欠かせないようで。

けっこう辛いのに、みずみずしさと甘さを兼ね備えたトウガラシですね。
見た目もオレンジで鮮やか。



ところで、
メキシコのたわし
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Escobillaエスコビージャ, Escobetaエスコベタ、Escobetillaエスコベティージャ
などなどと呼ばれているようです。
名前が覚えられないんですよねー。

でもこれ、石臼のお掃除などなど、とっても便利。
硬くて、長いのでしっかり隙間に入り込んでくれるというのか。。。



いっしょにタクシーで商品を運んで、セントロにあるMercado de antojjitosへ。
パトリシアさんの屋台でアトレと小麦粉のタマルをいただきます。
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おいしー!

アトレ・ネグロと小麦粉のタマル、あう!

中もふっくら
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なんかね、いろんな人がやってきて、おしゃべりしながらカップとタマルをつまむ。
喫茶店のような雰囲気でした。


タマリンドのアトレも・・・・
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で、Uchepoウチェポ(ミチョアカンの生トウモロコシからつくるチマキ)
をうるセニョーラがもうすぐ来るというので、
まって、まって、まって、まつこと約2時間。

やっと食べられました!

お砂糖と牛乳が入っているだけのこのウチェポ。
自然な甘さがおやつのような、でもお腹はしっかりふくれる、おいしい食べ物。

ここウルアパンでも、どうやらクリームとサルサで食べるようです。
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この赤いサルサ、ほんまに辛かった・・・・。飲み物なしではきつかったなぁ。
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パトリシアさんとお別れをして、
帰路へ。
あ、ここの教会のぞいてみよう。
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ウルアパンの夜景もすっかりクリスマスモード。
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いろんな飾りつけがされていたけれど、
伝統的なNacimientoナシミエント(御降誕の意味の馬小屋)が一番人気だったことに、なんだかホッとしたのでした。
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この後、バス会社の対応に不快な思いもしましたが・・・笑
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