2016年11月1日火曜日

11月1日 子供の死者の日 その1
Museo Dolores Olmedo


我が家の死者の日の祭壇のパンはこんな感じでいろんなとこのが混ざってます。

左上普通のパン・デ・ムエルト
右の赤いのがソチミルコ付近の「Gollete」
右下のが同じくソチミルコ付近の「Alamar」
左はオアハカの「Pan de Yema」。顔がついてて、たぶんAlmaか何かを表しているんだと思いまーす。


さて、今晩はメキシコシティ南部のXochimilcoの墓地へ行くのですが、
その前に先生のオススメの博物館へ。

La Noria駅を降りて歩いていると・・・。




博物館に到着。
Museo Dolores Olmedo




博物館の展示は死者の日にちなんだアートなどなどがありまして。

まずはオフレンダ(お供え物)から。
フリーダ・カーロとディエゴ・リベラ

ワニの死者の日のパン。

美味しそうな果物の砂糖菓子です。

なにこのケーキみたいなの!


ガイコツのお葬式の行列

豚のカルニータを作ってます。ブタさんが顔ごと😅😅
箱の中にはちゃんと鶏肉とまな板が入っていて、タコスの準備はバッチリ。

交通の警察官もガイコツ。




お次の展示は、お砂糖でできたガイコツたち。
シャンデリア・・・いいかも。




 こちらは、ロウのガイコツとパン。




かなり敷地が広くて、ゆったりのどかな気持ちの良い場所。
今日は無料!と太っ腹です。



いろんな露店が出ていて、
これはアマラントのお菓子”アレグリア”を作っています。
黒砂糖を溶かした蜜で固めるの。
メキシコにいるとなんとなく食べてるけど、考えてみたらなんという贅沢!

大きなブニュエロス。
割って、グアバとシナモン風味の黒蜜でいただきます。

ゲレロ州の塗り物たち。
ものすごい細かいの、わかります~?
ちいぃぃぃぃぃっちゃな点々!!!


マゲイ!でかい!


博物館の名前になっている
ドローレス・オルメドさんです。



この大きな敷地、アシエンダだったのですが、イタリア人やイギリス人の手に渡ったのち、彼女の家となったそうで。今では博物館です。

2016年1月23日土曜日

日本へ@グアテマラ

1月23日 土曜日

日本へ向けて出発します。

お世話になったたくさんの友人たち、本当にありがとう。
ちゃんとお別れできなかった人たちがたくさん。
でも、きっと帰ってくるから。

まだまだメキシコはわからないことだらけ。
この国はいつも大きさであたたかく包んでくれる。でも、大きすぎる。

チアパス州の人たちへの感謝の気持ちからはじまったこの旅。でも、感謝したい人はどんどん増えるばっかり(笑)。グアナファトからグアテマラまで。いや、もっとあるわ。しあわせ。

今の自分にできることを、できるだけ、でも少しずつ。

本当ににありがとう
そしてこれからもよろしくお願いします!

2016年1月21日木曜日

メキシコ-グアテマラ直行バスの使い方?

1月21日

ちょっと寝坊気味で、あたふたホテルを出ます。
といっても、バスターミナルまでは数ブロック。
タクシーですぐです。

グアテマラゆきの
TICA BUS
Transporte Galgos
どちらも、
OCC1等バスターミナルから出発します。

ただし、ターミナルを間借りしているだけなので、チケットは買えません。
近くにそれぞれのバス会社のオフィスがあるので、予め買っておくとよいでしょう。

規定では2つまでの荷物ですが、3つ預けさせてもらえて、ラッキー。
しかも、けっこう重いのに。

周りのキラキラしたメキシコのバスからすると、ちょっとしょぼく見えるTICA BUS。。。
これは先日チケットを、買った時の写真。

7時ちょうどに出発。

乗ってみても、やっぱしちょっと古い。背もたれもあまり倒れない。


普通に十分キレイなんですが、
メキシコのバスが良すぎるので、見劣りしてしまう部分も。

洗車の回数もあるけど、道の状況で汚れ具合も違うしなぁ。
でも、TICA BUSコスタリカの会社やけどなぁ。
経済格差やなぁ。
などと、思いつつ出発。

30分ほどすると、カカウアタンの国境です。

出国税(または入国税)は390ペソ (約3000円) 。
どんどん値上がりしてる。。。

スタンプをもらったら、
グアテマラ側に徒歩でいき、
グアテマラの入国スタンプをもらいます。
こちらは10ケッツァレス(約150円)。


「両替するよ~」
「案内するで~」
て寄ってくるニーチャンたちが、
めんどくさいんですが。。。


もともとグアテマラ通貨のケッツァルを持っていたので両替も不要。

予め少し持っておくと安心です。


グアテマラ側のイミグレ前にはバスが待機してくれているので、乗り込んで出発です。


幹線道路がかなり整備されているメキシコと違って、ガタガタ道も多いグアテマラ。
ちょっと車酔い気味。

写真撮れなかったのですが、チアパスに似た風景やなぁと感じました。

でも、グアテマラ市に近づくにつれてどんどん道も良くなって、スピードもぐいぐい上がりました。


なのに、首都のちょっと手前で足止め。交通事故かなにかあったのかな。
1時間以上もほぼ停まったまま。
クーラー寒い~。




3時ごろやっと到着。

新しいターミナルみたい。

タクシーをひろって、今日のお宿のハポンテナンゴさんへ。 






なんとなくですが、町の色合いはメキシコとちょっと違うようで、少しシンプルな印象。
人通りが少なめな気がします。
安全上の理由かもしれないなぁ。

ほんと、今回の旅はよく日本人宿を利用しています。

お値段のこともあるのですが、
特に今日はグアテマラシティが初めてということや、
この大荷物を持ってちゃんと帰る!のが大目標なので、
ゆっくりさせてもらおうと思いまして。
治安も良さそうな地域でひと安心です。

とってもステキなお部屋!

しかも大きなお部屋を用意して下さって、快適!

しかしお腹が空いて空いて・・・・。

朝6時半にアロス・コン・レチェ(お米の牛乳粥)
を飲んでから、何も食べていない!

お宿のオーナー、五十嵐さんにお訊ねしたら、
近所のベジタリアン料理屋さんを紹介してもらいました。

ちょっとお高い感じですが、
雰囲気よいよい!


セットメニューで70ケッツァレス(約1000円)
ドリンク、スープ、メインが付きます。

モラのジュースは味が濃くって素晴らしいし、

レンズマメのスープは、
最初は「ん~やっぱりチョリソとプラタノ・マッチョが入っていてほしいなぁ」
なんて思っていたけど、
パンと食べたらグッと味が濃く感じて美味しかったし、
��セロリとタマネギ、クミン、が入っているだけらしい)


パンは全粒粉のガーリックトーストでめっちゃおいしいし、


お茄子のパルメザンチーズのお料理は、
さらに上からチーズがかかっていて、ボリュームもたっぷりやし、


サラダはアルファルファまでのっていて栄養も考えてあるし、

ドレッシングがわりは、
左がオリーブオイル&バジル、右がハニーマスタードで
2種類選べるし、

いやーベジ料理に感心感心。


つい、、、デザートも

Cubileteクビレテというと、メキシコではタルトレットの上まで包んであるやつのことですが、
ここではマフィンのことだそうで。

このマフィンもバナナを入れてしっとりさせてあり美味。

カフェ・コルタードも良い感じでした。

お腹いっぱーい!


夜はコーヒーを頂いて、
タマル・デ・チピリン(チアパス名物と思っていたけどグアテマラでも!)
と、
パニート(パン)・デ・チレ・レジェーノ
(唐辛子の詰め物のサンドイッチ)

これは、メキシコではトルタって言うけど、
グアテマラでは、
ただ単に「パン」
て言うんやねー。

「辛い唐辛子いれとく?」
て言われたのでお願いしたけど、
ほとんど辛くなかった。。。
グアテマラはあまり辛いのは食べないからやね。

もっといろいろ知りたいけど、あと1日でーす!

2016年1月20日水曜日

チアパス最後の日は、タパチュラでお買い物

1月20日

メキシコ最後の夜。
明日はいよいよグアテマラへ出発です。

最近はいろいろ書くことに追われていたので、ぜんぜん帰る実感がわかないまま。

でもね、不思議なんですよね。

いつも思うのは、
「必ず帰ってくる」
って気持ち。

だから、普通にお別れをして、
「いってきます」
という気分。

いつ帰ってこれるかなぁ。

そのためにやることはたくさん。


さて、今日の一日です。

朝は
アトル・デ・アベナ
��オートミール粥)
から。
牛乳入りね。


次に、
アカペタウア名物
「ドン・フェリペのニエベ(アイス)」
を探しに。

ドン・フェリペはすっごい元気なおじちゃんで、
三輪車であちこち走り回ってアイスを売りに行くんですが、
早すぎていつもつかまらない(笑)

ここ3日間探していたけど見つからなかったので、
朝に家を探しに行ってきました。

じゃあ、
ごちそうしてくれた~!

これ、ほんっっっっっとに
どこのアイスよりも美味しいです!!!

「ニエベ・デ・レチェ・ケマーダ」
��焦がし牛乳のアイス)

これを超えるアイスは未だ見たことがない・・・ほど美味しい。

これが、贅沢コーンなんかにのって出てきたら、エライことですよ。

これ恋しかった~~~食べたかった~~~やっと食べれた!!!


で、ここんちのお子ちゃまとビー玉(Canica)遊び、泥んこです(笑)
DSC_1002.jpg


市役所の横のパティの食堂では、バルバコア・デ・レス(牛肉のバルバコア)

このあたりのバルバコアは通常、チレ・ウアヒージョを使います。
これ、今日は食べてないけど、色が濃いので少しパシージャが入っているかも。

メルカドにいって、Arroz Perlitaを探します。

これはおそらく日系移民の人たちが栽培し食べていただろうお米。
冷めても固くならない、まさに日本米のようなお米です。
が、細長いよね???

アカペタウアでよく作られていたもののはずですが、
これはウィクストラから持ってきたもの、とのこと。

やっと家に帰ると
「どこいってたの~朝ごはんできてるよ」
と。

おなじみCaldo de Camarón con Hierba Santaです。


で、もう、タパチュラへ出発。


なんだかあっという間でした。


実は、タパチュラでもゆっくりしていられません。

預け荷物用の大袋、しっかりスペースをあけておいたので、
たっぷり買い物する予定(笑)

タパチュラの台所、Mercado San Juan メルカド・サン・フアン

とりあえず、グアナバナジュースでリフレッシュ。

この黒く見える種の周りに綿状の果肉がいっぱいで、トロピカルな、独特の香りの美味しいジュース。
これも恋しかったもののひとつ。
飲み納め。

隣には、チラカヨテのジュースがありました。飲んだことないなぁ。


アカペタウア周辺の名物豆、エスクミテを売っているお店を発見。なんと、1キロ80ペソ!高すぎるけど500グラム購入。
さらに、
・チレ・チャンボロテ(詰め物に使うピーマンサイズ)

・チレ・チョコラテ(チョコレート)


・チレ・ディエンテス・デ・チュチョ(小さい。手前のもの。犬の歯の意味)
・ティンピンチレ(極小。奥のもの。)
と、地域のものばっか。

ハマイカ(ハイビスカスティーに使う、ローゼルという植物のガク)
の生も。

これも、普通の乾燥したハマイカで作るジュースと同じく、ゆがいてジュースにするそうです。

あれも買わなこれも買わな・・・とバタバタしていると、
見たことないようなあるような果物。

お店のおばちゃん「食べてみ~」
と割ってくれました。

たぶん、Caimitoカイミート

マンゴスチンに似てるよ~と。

中のワタワタ感。グアナバナに近いものがあるけど、こちらはサッパリ。
甘いいい香りです。


そのほか、いろんなトウガラシも買ったんですが、
これは中国産、これはペルー産と、あれこれ輸入品が出回っているんです。
同じトウガラシでも香りがぜんぜん違う。
メキシコシティなら「国産」「輸入」などと書いてあったりすることもあるけど、
ここでは訊かないと答えてくれない。
正直に答えてくれる人や、はぐらかす人、いろいろです。
それにしても、複雑な気分ですね~。


さて、ひと通り買い物を済ませて、荷物を預けていたスーパー・チェドラウィへ。

スーパーのパンコーナー、あんまり買わない(パン屋さん好き)んですが、
Concha Premium コンチャ・プレミアム
とは何や!!!

と、つい買っちゃいました。

もう、お腹がすいてすいて。

すこーししっとりフワフワ系やね。プレミアム・・・かな?

こちらが普通のコンチャ。


夜は、ホテル近くのパルケ・ビセンテナリオ(200周年公園←独立のね。)

で、全国各地でやってそうなオアハカのイベントがあったので、食べてみました。


モロテ



モレ・ネグロ


モロテは中にジャガイモとチョリソが入っていて、確実なお味。

モレ・ネグロはちょっとピリッとして、甘さもけっこうありました。
��チアパスの味にしてない?と思ってしまったけど、オアハカではどんなんなんでしょう?)

オアハカ料理はとっても有名なのに、むかーし行ったっきりで、なかなか行けずじまいです。
ちゃんと知りたいなぁとつくづく思ったのでした。

お腹いっぱい。


最後に、Gramlich Cafeで、
ケータイのクレジットを使いきるべく、友達にお別れの電話攻撃!


こんな大量の荷物とともに、明日はグアテマラです!